白髪染めからおしゃれ染めに替えたい|明るくならない理由と替え方
2026年10月25日 公開

白髪染めからおしゃれ染めに替えることはできます。ただ、白髪が少ないうちは明るい色を楽しみやすい一方、白髪が多いと白髪が白く浮きやすく、これまで白髪染めで暗く染めてきた部分は、おしゃれ染めを重ねてもすぐには明るくなりません。
花王は、黒く染めている髪は染料が多く残っているので、明るさや色味は一段階ずつ変えていくのがよい、としています。この記事では、花王と日本ヘアカラー工業会の資料をもとに、替えたときに起きること、替えどきの目安、無理のない替え方を、銀座の美容師の立場でまとめました。
この記事の要点
- おしゃれ染め(黒髪用)は、白髪の染まり方を気にせず色を作っているので、白髪は十分には染まらない。白髪が多いほど白く浮きやすい
- 白髪染めで暗く染めた部分は、おしゃれ染めを重ねてもすぐには明るくならない。明るさは今の髪色から一段階ずつ変えるのが基本
- 「白髪は隠したいけれど暗いのは卒業したい」なら、明るめの白髪染めや、ブリーチしない白髪ぼかしを美容室で相談する方法もある
01白髪染めからおしゃれ染めに替えると、何が起きる?
白髪染め(白髪用のヘアカラー)とおしゃれ染め(黒髪用のヘアカラー)は、どちらも同じヘアカラーの仲間です。花王によると、白髪用は白髪と黒髪を同時に染めて、なじみのよい色になるように作られています。黒髪用は、白髪がどう染まるかを気にせずに色を作れるので、色の幅が広い反面、白髪はしっかりとは染まりません。
そのため、白髪染めからおしゃれ染めに替えると、主に次の3つのことが起こります。
| 起きること | 理由 |
|---|---|
| 根元の白髪が、白っぽく浮いて見える | おしゃれ染めは白髪に色が入りにくい。白髪が多いほど目立ちやすい |
| 毛先が、思ったほど明るくならない | 白髪染めで入れた色(染料)が髪に残っていて、上から重ねても抜けにくい |
| 根元と毛先で、色や明るさがちぐはぐになる | 根元は新しく生えた髪、毛先は何度も染めた髪。同じ薬でも仕上がりが変わる |
日本ヘアカラー工業会も、黒髪用のヘアカラーを白髪に使うこと自体は問題ないものの、色味によっては希望の色に仕上がらない場合がある、としています。替えること自体はできても、「替えた日から思いどおりの明るさ」にはなりにくい、と考えておくと、がっかりせずにすみます。白髪染めとおしゃれ染めの違いそのものは、白髪染めとおしゃれ染めの違いの記事でくわしく書いています。
02白髪染めで暗く染めた髪が、すぐには明るくならない理由
花王は、特に黒く染めている髪はヘアカラーの色素(染料)が多く残っているので、すぐには明るめの髪色にならない、と説明しています。また、黒染めをしている髪は、次のヘアカラーで色見本どおりには染まらない、ともしています。
ヘアカラーで髪を明るくする力には限りがあります。何年も白髪染めを重ねてきた毛先には、そのぶん色が積み重なっています。上から明るいおしゃれ染めを塗っても、新しく生えた根元だけが明るくなり、毛先は暗いまま、ということが起きやすいのはこのためです。
一度に全体を明るくしようとしない
花王は、明るさを変えるときは今の髪色の前後1段階くらいの明るさを選び、髪色を確かめながら少しずつ変えること、1回で全体を明るくしようとするとムラになることを挙げています。市販のヘアカラーを使う場合も、パッケージの色見本に沿って一段階ずつ、が基本です。
「思った色にならなかったから、すぐもう一度」も避けたいところです。日本ヘアカラー工業会は、髪に負担をかけないために、染め直しは少なくとも1週間あけるよう呼びかけています。白髪染めを続けて髪が暗くなる理由は、白髪染めを続けると黒くなる?の記事でも説明しています。
03替えどきの目安は、白髪の量と、どこに多いか
おしゃれ染めに替えて楽しめるかどうかは、白髪の量と、白髪がどこに多いかで大きく変わります。目安を表にまとめました。
| 今の白髪 | おしゃれ染めに替えると | 考えたい選び方 |
|---|---|---|
| まだ少ない・ところどころ | 白髪は明るい色になじみやすく、目立ちにくいことが多い | おしゃれ染めに替えやすい。明るさは一段階ずつ |
| 生え際・分け目に集まっている | 顔まわりや分け目で白く浮きやすい | 顔まわりだけ白髪染めを使う、などの組み合わせを相談 |
| 全体に多い | 白髪が白っぽく残りやすい | 明るめの白髪染めか、白髪ぼかし |

花王の資料では、白髪が多いと明るめに仕上がる、とされています。白髪が増えてくると、同じ白髪染めでも明るく見えるようになるので、「おしゃれ染めでなければ明るくできない」とは限りません。明るめの白髪染めでどこまでできるかは、明るい白髪染めの記事にまとめています。
04無理のない替え方。白髪染めを卒業したいときの3つの進め方
「白髪は目立たせたくない。でも、暗い髪色はもう卒業したい」。そう思ったときの進め方は、大きく3つあります。
- 1 白髪染めのまま、少しずつ明るくする白髪をしっかり隠しながら、毎回の明るさを一段階ずつ上げていく方法です。毛先に残った暗い色は、カットで少しずつ短くしていくと、全体がそろいやすくなります。
- 2 根元は白髪染め、毛先は色を足すだけにする毎回全体に白髪染めを重ねると、毛先ほど色が積み重なります。根元の伸びた部分だけを白髪染めで染め、毛先は色味を整える程度にとどめると、毛先が暗くなりすぎるのを防ぎやすくなります。
- 3 白髪を隠しきらず、ぼかす白髪を一色で塗りつぶすのではなく、明るめの色の中に白髪をなじませる考え方です。白髪が伸びてきたときの境目も目立ちにくくなります。
どれを選ぶかは、白髪の量、今の髪に残っている色、どのくらいの間隔で美容室に通えるかで決まります。家で染めている方は、まず美容室で「今の髪にどれくらい色が残っているか」を見てもらうと、次の一手が決めやすくなります。白髪ぼかしについては、白髪ぼかしとは?の記事でくわしく書いています。
替える前に、確かめたいこと
- これまでに、染めたあとにかゆみ・赤み・腫れが出たことがないか(あれば、まず皮膚科へ)
- おしゃれ染めも、白髪染めと同じ成分を使う製品が多い。使う前のパッチテストは毎回必要
- 前にヘアマニキュアやヘナ、黒染めを使ったか。使っていれば美容室で伝える
おしゃれ染めに替えても、ヘアカラーでかぶれる心配がなくなるわけではありません。
05美容室で相談するとき。伝えたいことと、LUJUの染め方
美容室で「白髪染めをやめて、明るくしたい」と相談するときは、次の3つを伝えると、進め方を決めやすくなります。
- 最後に何で染めたか(家の白髪染め・美容室の白髪染め・おしゃれ染め・ヘアマニキュア・ヘナなど)と、いつ染めたか
- 白髪を「しっかり隠したい」か「なじめばよい」か
- なりたい明るさや色味(写真があると伝わりやすい)
LUJUでは、カウンセリングでマイクロスコープで頭皮を拡大し、その日の地肌と髪の根元をいっしょに見てから染め方を決めます。メインコースの染め方は、地肌につけずに塗る白髪染め、ブリーチしない白髪ぼかし、ブリーチしない透明感カラーの3つから選べます(値段は同じです)。白髪染めは、根元を地肌から約0.1mm浮かせて塗る「ゼロテク」で、ハケを地肌に当てずに、根元のぎりぎりまで塗ります。

メインコースは、カラーと骨格似合わせカット、カラーの待ち時間に行う顔のケア(ララピール)を合わせた約2時間のコースです。毛先に残った暗い色をカットでどう整えていくかも、いっしょに相談できます。染めたあとにかゆみ・赤み・腫れが出たことがある方は、ゼロテクでも染めません。まず皮膚科で相談してください。
はじめての方におすすめこのページで紹介した白髪染め
LUJUメインコース
このコースでやること
ゼロテク地肌につけない
カット骨格に合わせて
ララピール待ち時間に肌まで
30%OFF21,800円(税別)通常 31,000円(税別)
LINE予約は24時間受付・電話不要
ブリーチを使わず、白髪をなじませる染め方も選べます。値段は同じです。ノーメイクカラーを見る →
【初回限定】カラーエステコース
ぐっさんさん
来店年数/2ヶ月
来店回数/4回
はじめての来店でカラーエステコースをお願いしました。
白髪染めを繰り返し、白髪がどんどん目立っていく中で、たまたま目に留まった中村さんのインスタを見て、お願いしたい!と思いました。
地肌につかないよう根元はふわっと塗っているのにしっかり染まっていることに驚きです。
これまで地肌にも塗っていたのに、翌日には白髪が目立っていたので、今までのはなんだったの?って感じです。
【初回限定】カラーエステコース
K.Mさん
来店年数/5ヶ月
来店回数/5回
初めて来店し、カラーエステコースをお願いしました。
自分に似合う髪型を提案していただき、頭皮の状態も丁寧に説明してくださり、頭皮にカラー剤が付かない高度なテクニックがいる白髪染を初めて体験し、仕上がりにとても満足しました。
エステカラー(地肌ケアカラー)+カット
F.Cさん
来店年数/2年11ヶ月
来店回数/53回
頻繁に来店しているお客様のレビュー
月に一度、カラーとカットで伺っています。
50代になり、髪型に悩むのはもちろんのこと白髪の悩みは中々解消されません。
ネット広告で頻繁に流れてくるカラートリートメントなど利用しましたが、私には合わず諦めていました。
(中略)
白髪は消えませんが仕組みを知り、今後どうしていったらいいか相談しながらキレイに仕上げていただいています。
06よくある質問
白髪染めの上から、おしゃれ染めをしても大丈夫ですか?
使うこと自体はできます。ただ、白髪染めで入れた色が残っているので、すぐには明るくなりにくく、色見本どおりにはなりません。明るさは一段階ずつ変えていくのが基本です。前に染めてから1週間以上あけてください。
おしゃれ染めに替えたら、白髪は全く染まりませんか?
全く染まらないわけではありませんが、黒髪用は白髪の染まり方を気にせず作られているので、白髪には色が薄くしか入らず、白っぽく残りやすくなります。白髪が多いほど目立ちやすくなります。
黒染めをした髪も、明るくできますか?
黒染めをした髪は染料が多く残っているので、ヘアカラーではすぐに明るくなりません。花王も、黒染めのあとは次のヘアカラーで色見本どおりには染まらない、としています。無理に一度で明るくしようとせず、美容室で相談してください。
おしゃれ染めなら、かぶれませんか?
おしゃれ染めも、白髪染めと同じく酸化染料を使う製品が多く、かぶれる可能性はあります。毎回パッチテストをしてください。これまでに染めたあとにかゆみ・赤み・腫れが出たことがある方は、使う前に皮膚科で相談してください。
白髪染めをやめて、白髪をそのままにしていく方法はありますか?
白髪を生かして伸ばしていく方法もあります。ただ、LUJUにはグレイヘアへの移行の専用メニューはありません。明るめの白髪染めや、ブリーチしない白髪ぼかしでなじませる方法なら、カウンセリングで相談できます。

参考にした資料
- 花王 ヘアケアサイト「カラーリングのQ&A」(白髪用と黒髪用の違い・染毛間隔)
https://www.kao.com/jp/haircare/scalp-care/11-6/ - 花王 ヘアケアサイト「明るさと色味を選ぶ/白髪を目立たなくする」
https://www.kao.com/jp/haircare/scalp-care/11-2/ - 花王 ニュースリリース「“おうちで白髪染め”にチャレンジ!」(2020年6月10日)
https://kyodonewsprwire.jp/release/202006100732 - 日本ヘアカラー工業会「一般の方からのよくあるご質問」
https://www.jhcia.org/general_faq.html



