肌管理とは?韓国の肌管理の意味と、日本のサロンでの受け方

美容師 中村一成
銀座の美容室LUJU代表・美容師15年目
2026年10月7日 公開
シャンプー台で、ハケを使って顔にララピールを塗っている様子
韓国H2MEDI社のピーリング「ララピール」を、ハケで塗っているところ

肌管理とは、韓国語の「피부관리(皮膚管理)」をそのまま日本語にした言葉で、肌のお手入れを、定期的に続けていく習慣のことです。特定の施術の名前ではありません。

日本では、クリニックで受ける治療も、サロンで受けるお手入れも、同じ「肌管理」という名前で呼ばれています。この記事では、言葉の意味、韓国での受け方、日本で受けるときの2つの行き先の違い、続け方、サロンを選ぶときに確かめたいことを整理しました。

この記事の要点

  1. 肌管理は、韓国語の「皮膚管理」から来た言葉。トラブルが出てからではなく、定期的に肌を整え続けるという考え方です
  2. 日本で「肌管理」と呼ばれるものには、クリニックの治療と、サロンのお手入れの2つがあります。目的と、できることが違います
  3. 治したい症状があるなら皮膚科へ。ふだんの肌を整えたいなら、サロンと家のケアで。続けやすい場所と間隔を選びます

01肌管理とは?言葉の意味

韓国語で、피부は「皮膚」、관리は「管理」。合わせて「皮膚管理」です。日本では「肌管理」と訳されて使われています。

日本語の「管理」は少しかたく聞こえますが、意味は「肌のお手入れを続けること」に近いものです。髪を定期的に切りに行くように、肌にも定期的に手をかける。肌の調子が崩れてから何かをするのではなく、崩れる前から整えておく、という考え方です。

肌管理これまでの言い方
言葉のもと韓国語の「皮膚管理」エステ、フェイシャル、スキンケア など
考え方定期的に通い、肌を整え続ける特別な日の前や、気になったときに
中身ピーリング、保湿、パックなど。店によって違う洗顔、マッサージ、パックなど。店によって違う
言葉の使われ方をまとめたもの。「肌管理」に、決まった定義や資格があるわけではありません

大事なのは、「肌管理」という名前だけでは、何をするのかがわからない、ということです。ピーリングのことを指す店もあれば、レーザーや注射まで含めて呼ぶクリニックもあります。

02韓国では、どう受けられている?

韓国では、肌のお手入れが、仕事としてもはっきり位置づけられています。日本の理美容の業界団体の報告によると、韓国では2008年に、スキンケア(皮膚美容)が独立した国家資格になりました。そのあと、ネイルが2014年、メイクアップが2015年に続いています。

韓国で肌管理を受ける場所は、大きく2つあります。医師のいる皮膚科と、資格を持った人が肌のお手入れをする店です。日本でいう、クリニックとエステの関係に近いものです。

旅行で韓国に行って受ける方もいますが、言葉の問題や、帰ったあとに肌の調子が気になったときに相談しにくい、という面もあります。続けることが前提の習慣なので、通いやすい場所で受けられるかどうかは、大事な点です。

シャンプー台でタオルを巻き、顔のケアを受けているお客様
はじめに、その日の肌の状態を確かめます

03日本の「肌管理」は、クリニックとサロンの2つ

日本で「肌管理」を探すと、クリニックとサロンの両方が出てきます。どちらが上、ということではなく、目的と、できることが違います。

クリニックサロン(エステ・美容室)
目的治療(にきび・しみなど)肌を整えるお手入れ
誰が医師、医師の管理のもとでエステティシャン・美容師など
できること医療のピーリング、レーザー、注射など肌表面を整えるピーリング、保湿、パックなど
受けたあと内容によって、赤みや皮むけの期間がある内容による。予約の前に確かめる
日本皮膚科学会 皮膚科Q&A「ケミカルピーリング」Q1・Q12、日本エステティック研究財団の報告書をもとに作成

日本皮膚科学会によると、2000年に当時の厚生省が「ケミカルピーリングは業として行われれば医業に該当する」と示しました。病気の治療を目的にしたピーリングは、医療機関で行うものです。

サロンのピーリングについて、学会は「肌表面の状態を整える、化粧のりを良くする、肌に透明感を持たせる、肌をしっとりと整える等の目的」で行われていると説明しています。トリクロロ酢酸(TCA)やフェノールといった強い薬剤は、医療だけで使うものです。

こんなときは、サロンより先に皮膚科へ

  • にきびや肌荒れを治したい
  • しみが急に濃くなった、形が変わってきた
  • 赤み・かゆみ・湿疹が続いている

美容室やサロンでは、診断や治療はできません。学会は、しみは皮膚がんとまぎらわしい場合もあり、自己診断は厳禁としています。

ピーリングの種類ごとの違いは、ピーリングの種類と頻度の記事にまとめています。

04どれくらいの間隔で続ける?

肌管理は、1回で終わるものではなく、続けることが前提です。とはいえ、多ければ多いほどいい、というものでもありません。資料で確かめられる目安を並べます。

  1. クリニックのピーリング日本皮膚科学会は、グリコール酸を使ったにきびの治療について、始めは約2週間に1回、続けながら少しずつ間を空けていくとしています。
  2. ララピール日本の代理店の目安では、最短で1週間、ふだんは2週間に1回ほど。肌が整ってきたら、月に1回などに空けていきます。
  3. 家でのケア毎日。日焼け止めと保湿が土台です。

学会は、ピーリングへの肌の反応は人によって違い、同じ人でも、その日の肌の状態や季節で変わるとしています。回数や間隔は、肌の様子を見ながら決めるものです。1か月以内にほかのピーリングやレーザーを受けた方は、次の施術を行えないこともあるので、受けたものは担当者にそのまま伝えてください。

サロンに行かない日が、いちばん長い

2週間に1回通っても、残りの13日は家で過ごします。学会は、ピーリングのあとは紫外線が肌を通りやすくなるため、低刺激の日焼け止めを毎日使うこと、保湿剤で十分に補うことをすすめています。通う日と同じくらい、通わない日のお手入れが肌を支えます。

05肌管理のサロンを選ぶときに、確かめたいこと

「肌管理 サロン」で探すと、いろいろな店が出てきます。名前や写真の雰囲気より、次の点を確かめてください。

  1. 何を使うのか。ピーリングなら、製品の名前と、どこのメーカーのものか
  2. 受けたあと、どうなるか。赤みや皮むけがあるか、メイクをして帰れるか
  3. はじめに肌を見てくれるか。その日の状態で、やめておく判断もしてくれるか
  4. 通いやすいか。場所、時間、予約の取りやすさ
  5. 料金のしくみ。1回ごとか、回数券やコースの契約か

回数券やコースを契約するときは、書面をもらってから決めてください。消費者庁の説明では、期間が1か月を超え、金額が5万円を超えるエステティックの契約は、書面を受け取った日から数えて8日以内なら、クーリング・オフができます。

シャンプー台でタオルを巻き、ケアを受けているお客様
美容室なら、髪の来店と同じ日に、肌のお手入れまで

06美容室で受ける肌管理(LUJUの場合)

LUJUで行っているのは、韓国H2MEDI社の公式認定を受けたピーリング、ララピールです。“剥く”のではなく“満たす”タイプで、ダウンタイムはほとんどなく、痛みや刺激も少ない施術です。開発したのは、韓国で20年以上のキャリアを持つ美容外科医キム・ジンヒ氏。メーカーの資料では、世界15か国以上、5,000を超える美容クリニックで導入されています。LUJUは、開発元のH2MEDI社と直接パートナー契約を結んだ、美容室では世界で初めてのララピール公認サロンで、ララピールを美容室に届ける総代理店でもあります。

一度の施術から、ハリとツヤを感じていただけます。続けて受けている方の声を、予約サイト「ステキナ」の口コミから抜粋してご紹介します。

手で触れた時のスムーズな滑りはとても気持ちが良い〜!

ゆうこさん(ララピール・来店34回)

LUJUの口コミをすべて見る(ステキナ・130件)→

美容室で受ける良さは、髪の来店と同じ日に、肌のお手入れまで済むことです。白髪染めのコースでは、カラーの待ち時間にララピールを行います。肌のためだけに予定を空けなくても、続けられます。LUJUでは、はじめの5〜6回を1〜2週間おきに続けた方から、肌の変化の声を多くいただいています。感じ方には個人差があります。

敏感肌の方も、カウンセリングで肌の状態を確認してから行います。施術のあとは、そのままメイクをしてお帰りいただけます。

LUJUで受けられるララピール

銀座で受けるララピールのページを見る →LINEで空き時間を見る

LINE予約は24時間受付・電話不要/銀座駅 徒歩2分

07よくある質問

肌管理とは、何をすることですか?

決まったひとつの施術ではなく、肌のお手入れを定期的に続けることを指す言葉です。韓国語の「皮膚管理」から来ています。中身は、ピーリング、保湿、パックなど、店によって違います。

韓国の肌管理と、日本のエステは何が違いますか?

することに大きな線があるわけではありません。違うのは考え方で、肌管理は「定期的に通って、肌を整え続ける」ことに重きを置いています。日本でも、クリニックやサロンで受けられます。

肌管理は、クリニックとサロンのどちらで受ければいいですか?

目的で決めます。にきびやしみを治したいときは皮膚科・美容皮膚科へ。ふだんの肌を整えたいときは、サロンと家でのケアが候補になります。

肌管理は、どれくらいの頻度で通いますか?

内容によって違います。日本皮膚科学会は、グリコール酸でのにきびの治療について、始めは約2週間に1回としています。ララピールは、日本の代理店の目安で、最短1週間・ふだんは2週間に1回ほどです。

ダウンタイムのない肌管理はありますか?

受けたあとの赤みや皮むけは、内容によって違います。LUJUで行っているララピールは、ダウンタイムはほとんどなく、施術のあと、そのままメイクをしてお帰りいただけます。肌の状態によっては赤みを感じることもあるので、続くときは皮膚科で相談してください。

シャンプー台で髪を洗っている様子

LUJU 銀座

白髪染めの日を、
肌まで整う日に。

地肌につけない白髪染めと、
待ち時間のララピール。
初回 21,800円(税別)・約2時間

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美容師 中村一成

この記事を書いた人

中村一成

銀座の美容室LUJU代表・美容師15年目

銀座の美容室LUJU(ルジュ)代表。美容師15年目で、これまで1万人以上の髪と顔に触れてきました。髪と肌を一緒に見る美容師として、地肌を守る白髪染めと、肌を育てるケアを続けています。Instagramのフォロワーは16.5万人。『美ST』2025年3月号に掲載。

Instagramを見る(@nakamura_luju_wellaging)

参考にした資料

  1. NBBA 全国理美容製造者協会「韓国美容業界レクチャー」
    https://www.nba.gr.jp/report/korea/industry/index.html
  2. 日本皮膚科学会 皮膚科Q&A「ケミカルピーリング」Q1〜Q12
    https://qa.dermatol.or.jp/qa25/index.html
  3. 公益財団法人 日本エステティック研究財団「エステティックサロンにおけるケミカルピーリングの消費者危害防止策について」(2001年)
    https://www.jerf.or.jp/kenkohigai/index4.html
  4. 消費者庁 特定商取引法ガイド「特定継続的役務提供」
    https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/continuousservices/