明るい白髪染めはどこまでできる?美容室で明るくする考え方
2026年10月8日 公開

明るい白髪染めは、できます。白髪染め(白髪用のヘアカラー)にも明るい色はあり、メーカーのホーユーも「白髪染めでも明るく染めることは可能」と説明しています。
ただし、思ったように明るくならない場面が2つあります。明るい色ほど白髪が隠れにくいことと、一度暗く染まった毛先は白髪染めを重ねても明るくならないことです。この記事では、その仕組みと、明るくしていく進め方を、メーカーや業界団体の資料をもとにまとめました。
この記事の要点
- 白髪染めでも明るくできます。明るくできるのはヘアカラーだけで、ヘアマニキュアやカラートリートメントでは明るくなりません
- 明るい色ほど白髪は隠れにくく、暗く染まった部分は白髪染めでは明るく染め変えられません(ホーユー)
- 新しく伸びた根元から、今より少し明るい色へ段階的に。暗い毛先まで明るくしたいときは美容室で相談を
01明るい白髪染めは、できる
白髪染めというと「暗い色しかない」と思われがちですが、そうではありません。白髪染めもヘアカラー(酸化染毛剤)の仲間で、ブラウン系、アッシュ系などの色みごとに、明るさの違う色が用意されています。
明るくできる理由は、ヘアカラーの仕組みにあります。ホーユーによると、ヘアカラーには、髪の中のメラニン(黒い色のもと)を脱色する働きがあり、そこに染料が入って染まります。だから、明るい色にも、黒っぽい色にも染められます。
| 今より明るくできるか | 色持ち | |
|---|---|---|
| ヘアカラー(白髪染め) | できる | 約2〜3か月 |
| ヘアマニキュア | できない | 約2〜4週間 |
| カラートリートメント | できない | くり返し使って少しずつ染める |
髪を今より明るくできるのは、この中ではヘアカラーだけです。ヘアマニキュアやカラートリートメントは、髪の表面や浅いところに色をのせるもので、黒髪を明るくすることはできません。
白髪染めと、おしゃれ染めの違い
おしゃれ染め(黒髪用)は、黒髪や明るくなった髪に合わせて色が作られています。白髪染め(白髪用)は、白髪と黒髪の色みをそろえるように作られています。ホーユーは、白髪用の明るい色を黒髪に使うと、ほのかに明るさを感じられることもあるが、黒髪用ほどは明るくできない、と説明しています。「白髪をそろえること」と「明るくすること」は、もともと両立しにくい関係にあります。
02思ったように明るくならない、2つの理由
1. 明るい色ほど、白髪は隠れにくい
ホーユーは、白髪の量が多い人が明るめの色を選ぶと、染まりにくい場合があるとしています。白髪をしっかり染めることを大事にするなら、少し濃いめの色を選ぶほうが向いています。明るさを取るか、隠すことを取るか。ここは、どちらかに少し寄せて決めることになります。
もうひとつ知っておきたいのは、同じ色でも白髪の量で見え方が変わることです。白髪が少ないほど暗く感じ、白髪が多いほど色みがはっきり見えて明るく感じます。
白髪が少なめの方
- 見え方
- 同じ色でも暗めに感じやすい
- 選び方
- 希望より少し明るめを選ぶと、ずれが少ない
白髪が多めの方
- 見え方
- 色みがはっきり、明るく出やすい
- 選び方
- 明るすぎる色は染まりにくいことがある。少し濃いめも候補に
2. 暗く染まった毛先は、白髪染めでは明るくならない
こちらのほうが、つまずきやすいところです。白髪染めをくり返した毛先には、濃い染料が残っています。ホーユーによると、明るい白髪染めには、すでに入っている染料を取り除く働きはありません。そのため、明るい色を上から重ねても、毛先の暗さは大きく変わりません。
ホーユーは、よくある質問でも「暗く染まった部分を明るく染め変えることはできません」と答えています。白髪染めは、明るい髪を暗くするのは簡単でも、暗くなった髪を明るくするのは難しいものです。はじめて白髪染めをするときに、希望より少し明るめから始めるとよいと言われるのは、このためです。
03明るくしていく進め方:根元から、少しずつ
では、今より明るくしたいときは、どう進めればよいのでしょうか。ホーユーが基本としているのは、今より少し明るい白髪染めへ、段階的に切り替えていく方法です。
- 今の髪を、根元と毛先に分けて見る新しく伸びた根元は、まだ染料が入っていない髪です。毛先は、これまでの白髪染めの色が重なっています。明るくできるのは、主に根元のほうです。
- 新しく伸びた根元を、今より少しだけ明るい色で染める毛先が暗いまま根元だけを一気に明るくすると、根元が浮いて見えます。1回で変えようとせず、少しずつ。
- 毛先には、毎回塗り広げない毎回毛先まで薬を広げると、染料が重なって、かえって暗くなっていきます。伸びた部分を中心に染めます。
- 色みは、迷ったらブラウン系からホーユーは、迷ったら、かたよりのないブラウン系の基本の色から試すことをすすめています。選ぶ順番は、先に明るさ、次に色みです。
置く時間を長くすれば明るくなる、というものでもありません。ホーユーは、放置時間を延ばしても明るくはならず、染めた直後に別のカラー剤を重ねるのも避けるよう注意しています。染め直す場合の間隔について、花王は少なくとも1週間、ホーユーは1週間から10日ほどあけるよう案内しています。

04自宅でできる範囲と、美容室に相談したいとき
自宅の白髪染めでできるのは、新しく伸びた根元を、今より少し明るくするところまでです。ホーユーも、暗い毛先まで明るくしたい場合は美容室に相談するよう案内しています。
自宅でもできること
- 根元
- 新しく伸びた部分を、少し明るい色に切り替える
- 向く方
- 毛先がそれほど暗くない。少しずつ変えられればよい
美容室で相談したいこと
- 毛先
- 何度も染めて暗くなった毛先まで、明るさをそろえたい
- 根元と毛先
- 場所ごとに薬を変えて、色の段差をなくしたい
- 白髪の量
- 白髪が多く、明るくすると染まりが心配
美容室では、根元と毛先で薬を分けたり、白髪の多い場所だけ色を変えたりできます。相談するときは、「これまで何色で、どれくらいの間隔で染めてきたか」「自宅で染めたことがあるか」を伝えてください。毛先に何が残っているかがわかると、どこまで明るくできそうかを見立てやすくなります。
明るくする前に、頭皮のこと
- 白髪染め(ヘアカラー)は、明るさに関係なく、染めるたびに48時間前のパッチテストを(日本ヘアカラー工業会)
- 頭や顔、首すじに、はれもの・傷・皮膚の病気がある日は染めない
- 染めている途中で異常を感じたら、時間を待たずにすぐ洗い流す
- 染めたあとにかゆみ・赤み・腫れが出たことがある方は、次に染める前に皮膚科へ
05LUJUの白髪染め:地肌につけずに、根元から
LUJUでは、白髪染めの前に、マイクロスコープで頭皮を拡大した写真を見ながら、その日の地肌をいっしょに確認します。白髪の量と出ている場所、地肌の状態を見てから、明るさと色、染め方を決めます。

染めるときは、根元を地肌から約0.1mm浮かせて塗る「ゼロテク」で行います。ハケを地肌に当てないので、地肌に薬剤がつきにくく、しみやすい方でも受けやすい塗り方です。根元のぎりぎりまで塗るので、根元から染まります。

赤みや傷がある日は、無理に染めない提案もします。施術中にしみたら、その場で止めて流し、地肌を見てから続けるかを決めます。ただし、ゼロテクでもアレルギーは防げません。染めたあとにかゆみ・赤み・腫れが出たことがある方には、白髪染めはおすすめしていません。まず皮膚科で相談してください。
【初回限定】カラーエステコース
ぐっさんさん
来店年数/2ヶ月
来店回数/4回
はじめての来店でカラーエステコースをお願いしました。
白髪染めを繰り返し、白髪がどんどん目立っていく中で、たまたま目に留まった中村さんのインスタを見て、お願いしたい!と思いました。
地肌につかないよう根元はふわっと塗っているのにしっかり染まっていることに驚きです。
これまで地肌にも塗っていたのに、翌日には白髪が目立っていたので、今までのはなんだったの?って感じです。
【初回限定】カラーエステコース
K.Mさん
来店年数/5ヶ月
来店回数/5回
初めて来店し、カラーエステコースをお願いしました。
自分に似合う髪型を提案していただき、頭皮の状態も丁寧に説明してくださり、頭皮にカラー剤が付かない高度なテクニックがいる白髪染を初めて体験し、仕上がりにとても満足しました。
エステカラー(地肌ケアカラー)+カット
F.Cさん
来店年数/2年11ヶ月
来店回数/53回
頻繁に来店しているお客様のレビュー
月に一度、カラーとカットで伺っています。
50代になり、髪型に悩むのはもちろんのこと白髪の悩みは中々解消されません。
ネット広告で頻繁に流れてくるカラートリートメントなど利用しましたが、私には合わず諦めていました。
(中略)
白髪は消えませんが仕組みを知り、今後どうしていったらいいか相談しながらキレイに仕上げていただいています。
はじめての方におすすめこのページで紹介した白髪染め
LUJUメインコース
このコースでやること
ゼロテク地肌につけない
カット骨格に合わせて
ララピール待ち時間に肌まで
30%OFF21,800円(税別)通常 31,000円(税別)
LINE予約は24時間受付・電話不要
ブリーチを使わず、白髪をなじませる染め方も選べます。値段は同じです。ノーメイクカラーを見る →
06よくある質問
白髪染めで、明るい色にできますか?
できます。白髪染め(白髪用ヘアカラー)にも明るい色があります。ただ、明るい色ほど白髪は隠れにくく、白髪が多い方は染まりにくい場合があります。しっかり隠したいか、明るさを優先したいかを先に決めると選びやすくなります。
暗く染めた髪を、明るい白髪染めで明るくできますか?
ホーユーは、暗く染まった部分を明るく染め変えることはできないと説明しています。明るい白髪染めには、すでに入っている染料を取り除く働きがないためです。暗い毛先まで明るくしたいときは、美容室で相談してください。
明るい白髪染めは、白髪が染まりにくいのですか?
白髪の量が多い方が明るめの色を選ぶと、染まりにくい場合があります。白髪が浮いて見えるときは、花王は、使った色より1段階だけ暗い色にすると、黒髪との差が縮まって白髪が目立ちにくくなると案内しています。
長く置けば、明るく染まりますか?
いいえ。ホーユーは、放置時間を延ばしても明るくはならないとしています。時間は製品の説明どおりにしてください。染めている途中で異常を感じたら、時間を待たずに洗い流します。
明るくしたいとき、美容室では何を伝えればいいですか?
これまで染めてきた色と間隔、自宅で染めたことがあるかどうか、どのくらい白髪を隠したいかを伝えてください。毛先に残っている色がわかると、どこまで明るくできそうかを見立てやすくなります。

参考にした資料
- ホーユー「白髪染めで明るくしたい!セルフでできる範囲や染め方を解説」
https://www.hoyu.co.jp/licolo/category/hair-color/001491.html - ホーユー「白髪染めにはどんな色がある?似合う色の選び方も解説」
https://www.hoyu.co.jp/licolo/category/hair-color/2159.html - ホーユー お客様相談室「よくあるご質問(商品の選び方/色や仕上がり)」
https://www.hoyu.co.jp/customer/faq-finish/ - 花王 製品Q&A「白髪がうまく染まらないので、染め直したいのですが?」
https://www.kao.com/jp/qa/detail/29168/ - 日本ヘアカラー工業会「ヘアカラーリング製品の特徴を理解しましょう」
https://www.jhcia.org/haircoloring-home/1_characteristic.html



