ヘッドスパの頻度はどのくらい?続けると変わることと、家のケアの分け方
2026年10月22日 公開

ヘッドスパの頻度に、決まった基準はありません。研究で変化が見られたのは「短い時間を、こまめに」続けた場合です。美容室のヘッドスパは髪を整える日に合わせて受け、そのあいだは家で1日1分、頭皮を動かす。この分け方がいちばん続けやすい形です。
この記事では、「ヘッドスパを続けると何が変わるのか」を研究の条件とあわせて整理し、美容室と家でそれぞれ何をすればよいかを、花王の資料などをもとにまとめました。
この記事の要点
- 頻度の公的な目安はありません。花王の実験は「1〜3分を1日3回・毎日」、女性34人の研究は「15分か25分を週2回」でした
- 1回で頭皮は動きやすくなりますが、血流の変化は時間とともに戻ります。変化を続かせるのは、くり返しです
- 美容室では自分で届かない場所と、頭皮の状態の確認を。家では、シャンプーのときの1分を毎日
01ヘッドスパの頻度、決まった目安はある?
「ヘッドスパは月に何回」と決めた公的な基準はありません。頻度を考える手がかりになるのは、ヘッドスパの中心である頭皮マッサージの研究で、どんな条件で続けたときに変化が見られたか、です。
| 研究 | 1回の時間 | 頻度 | 続けた期間 |
|---|---|---|---|
| 花王の実験(9名) | 1〜3分 | 1日3回・毎日 | 6か月 |
| Kimらの研究(会社勤めの女性34人) | 15分または25分 | 週2回 | 10週間 |
2つとも、長い時間をたまに、ではなく、短い時間をこまめに、です。ただし、美容室に週2回通うのは、多くの方にとって現実的ではありません。そこで考えたいのが、美容室で受けるヘッドスパと、家で続けるケアを分けることです。
「ヘッドスパ 頻度 女性」で探している方へ
女性だから何回、という決まりもありません。頭皮の状態、髪を整える間隔、使える時間で決めてかまいません。続けられる頻度が、その方にとってのいちばんの頻度です。
02ヘッドスパを続けると、変わること・変わらないこと
「ヘッドスパを続けると」と検索する方が知りたいのは、続けた先に何があるか、だと思います。資料で確かめられることと、確かめられないことを分けておきます。
資料で確かめられていること
- 1回で
- 頭皮が動きやすくなる(花王)
- 1週間で
- 頭皮が柔らかくなった(花王)
- 6か月で
- 毎日続けた9名の平均で、ふだんの頭皮の血流量が上がった(花王)
- 10週間で
- 週2回の頭皮マッサージで、ストレスに関わるホルモンと血圧に変化が見られた(Kimら)
確かめられていないこと
- 白髪
- 白髪の色や量が変わること
- 髪
- 髪の本数が増えること
- 顔
- 顔のたるみがなくなること
- 美容室の1回
- 1回受けるだけで、研究と同じ変化が起きること
花王は、1回の頭皮マッサージでは血流の変化は続かず、時間がたつにつれて戻っていくと説明しています。そのうえで、長い期間くり返すことで、持続的な血流の増加と頭皮の状態の変化が期待できるとしています。つまり、変化を続かせているのは、1回の強さではなく、回数です。
どれも人数の少ない研究で、決まった条件で続けた結果です。美容室のヘッドスパを続ければ同じことが起きる、とは言い切れません。それでも「くり返すほど頭皮は動きやすくなる」という方向は、ケアの組み立てに使えます。効果の全体はヘッドスパの効果の記事にまとめています。
03美容室のヘッドスパと、家のケアの分け方
美容室と家では、できることが違います。同じことを両方でしようとすると、どちらかが続きません。役割を分けて考えます。
| 美容室のヘッドスパ | 家のケア | |
|---|---|---|
| 頻度 | 髪を整える日に合わせて | 毎日、シャンプーのとき |
| 時間 | ゆっくり、横になって | 1分ほど |
| 向いていること | 自分では届きにくい生え際や後頭部まで洗う・ほぐす。頭皮のかたい場所、赤みがないかを知る | 同じ場所を、くり返し動かす |
| 続けるコツ | 次の予約を、髪の予約とまとめる | シャンプーの泡がある間に、とだけ決める |
LUJUでは、お客様の来店の間隔は平均41日、約6週間です(2026年7月時点)。髪を整える日にヘッドスパを合わせれば、通う回数を増やさずにすみます。白髪染めと同じ日に受けるときの順番は、白髪染めとヘッドスパの記事にあります。
6週間の過ごし方の例
- 美容室の日ヘッドスパを受けながら、かたいと言われた場所、気持ちいいと感じた場所を覚えておきます。
- 翌日から毎日シャンプーのときに1分、その場所を中心に頭皮を動かします。
- 週に1回鏡で生え際や分け目を見て、赤み・フケ・かゆみがないか確かめます。
- 次の美容室の日この6週間で気になったことを伝えてください。その日の地肌を見ながら、次のケアを相談できます。
04家での1分は、こう使う
花王は、頭皮には頭蓋骨があるため、ひとつの方法ではなく、押す・しっかりこする・もむを組み合わせると効果的だとしています。1分を3つに分けると、毎日同じ流れで続けられます。
- 最初の20秒:耳の上5本の指先で頭皮をつかむように置き、指の位置は動かさずに、頭皮ごと小さく円を描きます。
- 次の20秒:生え際から頭頂へ真ん中の3本の指で頭皮を押しながら、こめかみや額の生え際から、頭のてっぺんへ少しずつ指を移します。
- 最後の20秒:頭頂と後頭部気持ちいいと感じる場所を、息を吐きながら3秒押して離します。後頭部は、両手で包むようにもみほぐします。
シャンプーの泡があるうちに行うと、指がすべって、こすりすぎずにすみます。爪は立てません。花王は、頭皮がぬれているときに強くこする方法は、頭皮を傷めないよう避けるように、としています。力の目安は、痛くない、気持ちいいところまでです。

頭皮と顔は、ひと続きの皮膚です。顔のケアをするときも、手のひらで包むように、こすらずに行います。家でのケアの道具として、LUJUの美容液もあります。
05頻度より大切な、休む日
続けることと同じくらい大切なのが、休む日を決めておくことです。次のような日は、美容室のヘッドスパも、家のマッサージも休みます。
こんな日は、ヘッドスパを休む
- 頭皮に赤み・傷・かゆみ・痛みがある
- フケが急に増えた、湿疹がある
- 抜け毛が急に増えた、円形に抜けているところがある
頭皮の症状は、ヘッドスパでは治せません。先に皮膚科で相談してください。美容室では、診断はできません。
「毎日ヘッドスパをしても大丈夫?」という質問もよく受けます。家での1分を毎日続けるのは、資料の条件にも近いやり方です。ただ、長く強くやるほどよい、わけではありません。痛い、赤くなる、と感じたら力を弱めるか、休んでください。
06LUJUでヘッドスパを受けるなら
LUJUは、髪・頭皮・顔の3つを一緒に見る美容室です。完全予約制・半個室で、マンツーマンで担当します。カウンセリングでは、マイクロスコープで頭皮を拡大した写真を見ながら、その日の地肌をいっしょに確認します。

ヘッドスパだけの単品メニューはありません。若返りヘッドスパとララピールを組み合わせたリラックスケアコース(約2時間)で受けていただけます。白髪染めとカットもいっしょに、という方はプレミアムコース(約3時間)です。ララピールは、韓国H2MEDI社の公式認定を受けた、“剥く”のではなく“満たす”ピーリング。メニューの全体はメニュー一覧で見られます。
07よくある質問
ヘッドスパは、月に1回でも意味がありますか?
美容室で受けた日に、頭皮のかたい場所や、自分では届かない場所の状態が分かります。それだけでも意味はあります。そのうえで、変化を続かせるには、あいだの日に家で短く続けることが大切です。
ヘッドスパを毎週受けてもいいですか?
頭皮に赤みや傷、かゆみがなければ、受けてかまいません。ただ、毎週通えなくても、家での1分で補えます。頭皮に症状がある日は休み、皮膚科で相談してください。
何回くらい続けると、変化を感じますか?
人によって違い、何回と言い切れる資料はありません。花王の実験では、1回で頭皮が動きやすくなり、1週間続けると柔らかくなったとしています。毎日の家のケアで、頭皮の動きやすさを手で確かめていくのがおすすめです。
家でのマッサージは、朝と夜どちらがいいですか?
時間の決まりはありません。シャンプーのときに行うと、泡で指がすべりやすく、毎日の習慣にしやすいです。続けやすい時間を選んでください。
白髪染めの日にヘッドスパを受けてもいいですか?
同じ日に受けられます。順番や、頭皮にしみやすい方の注意は、白髪染めとヘッドスパの記事にまとめています。

参考にした資料
- 花王 ヘアケアサイト「頭皮マッサージ/効果と方法《頭皮ケアから始まる美容》」
https://www.kao.com/jp/haircare/health-of-scalp/20-10/ - 花王 ヘアケアサイト「育毛のしくみと効果/育毛剤と頭皮マッサージ」
https://www.kao.com/jp/haircare/scalp-care/10-1/ - Kim IH, Kim TY, Ko YW. The effect of a scalp massage on stress hormone, blood pressure, and heart rate of healthy female. J Phys Ther Sci. 2016
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27821918/



