髪のうねりは加齢のせい?40代から増える理由と毎日のケア
2026年10月10日 公開

髪のうねりは、加齢で増えます。花王は、年齢とともに、不規則に細かくうねった髪の割合が増えていくことを報告しています。10〜20代より30〜40代、さらに50〜60代で多くなる傾向です。
若いころはまっすぐだったのに、という変化は、気のせいではありません。この記事では、うねりが増える理由、ツヤやまとまりとの関係、家での乾かし方と染め方の見直しを、花王の研究をもとに整理しました。
この記事の要点
- 年齢とともに、不規則に細かくうねった髪の割合が増える。なぜ増えるのかは、まだ解明されていません(花王)
- うねった髪は、ヘアカラーなどの傷みでうねりが強まる。白髪で染める回数が増える時期と重なります
- 家でできるのは、根元からしっかり乾かして毛流れをそろえること。毎回全体を染めず、根元だけ染める日をつくること
01髪のうねりは、加齢で増える
花王は、10歳から70歳の日本人女性230人の髪を調べた研究(2009年)で、年齢とともに髪の曲がり方が不規則に大きくなること、それが髪のツヤが下がる原因のひとつであることを報告しています。髪の太さや断面の形の変化では、ツヤの低下を説明できなかったそうです。
同社のヘアケアサイトでは、年代ごとの髪の悩みの移り変わりも紹介されています。
| 年代 | 髪の変化と悩み(花王の調べ) |
|---|---|
| 30代前半まで | 「傷んでいる」「パサつく」「量が多い」「広がる」が上位 |
| 40歳ごろから | 髪質の変化を多くの人が感じる。うねり毛の割合が10〜20代のころより増え、白髪が気になって染める回数も増え始める |
| 50代半ばごろから | 髪の太さ、ハリ・コシ、本数が少しずつ減り、ボリュームの悩みが上位に |
うねる仕組みと、わかっていないこと
髪の内側(コルテックス)には、性質の違う2種類の細胞があります。花王によると、まっすぐな髪はこの2種類がかたよりなく並んでいて、くせ毛やうねり毛は、かたよって並んでいます。かたよりが大きいほど、髪は曲がったりねじれたりします。
では、なぜ年齢とともにそのかたよりが増えるのか。花王は「解明されていません」としています。原因がひとつに決まっているわけではないので、「これをすれば、うねりが元に戻る」という方法も、いまのところありません。できるのは、うねりを強めないことと、整えやすくすることです。
02うねりが増えると、ツヤとまとまりが変わる
40代になって、ツヤが出にくい、パサつく、と感じる方は多くいます。乾燥や傷みのせいと思われがちですが、花王は、うねり毛が増えて毛流れがそろいにくくなることが、「ツヤがない」「まとまりにくい」「きれいなストレートにならない」という悩みにつながっていると説明しています。
髪のツヤは、1本1本が同じ向きにそろっているときに、いちばんきれいに見えます。細かくうねった髪が混ざると、向きがばらばらになって、光がそろって反射しません。髪そのものがうるおっていても、ツヤが出にくく見えるのはこのためです。
うねりで起きやすいこと
- 表面
- 短い毛や細かいうねりが、表面に出てくる
- 手ざわり
- 1本ずつがデコボコして感じる
- 形
- シルエットや毛先がまとまりにくい
見直すところ
- 乾かし方
- 根元から乾かして、毛流れをそろえる
- 染め方
- 毎回全体を染めず、傷みを進めない
- 表面
- トリートメントなどで、なめらかに保つ
03白髪染めの回数が増えると、うねりは強まりやすい
もうひとつ知っておきたいのが、ヘアカラーとの関係です。花王は、うねり毛はヘアカラーなどのダメージを受けると、うねりが強くなると説明しています。くせやうねりのある髪を染めると、内側のかたよりが大きくなるためです。
40代からは、白髪が気になって染める回数が増えます。もともと増えてくるうねりに、染める回数の影響が重なる。うねりが急に気になり始めたと感じるのは、この2つが同じ時期に起きるからです。
毎回、全体を染めない
花王は、うねり毛の対策として、ヘアカラーで毎回髪全体を染めるのではなく、部分染めやヘアマニキュアなどを併用して、傷みが進まないようにすることを勧めています。白髪が気になるのは、新しく伸びた根元です。根元だけを染める日(リタッチ)をはさめば、毛先に薬剤を重ねる回数を減らせます。
04家でできること:根元から乾かして、毛流れをそろえる
花王は、スタイリングがうまくいかない主な原因は「乾かし方」のことが多い、としています。髪は、乾くときに形が決まります。同社の調査では、翌朝にくせがつかないくらいしっかり乾かしている人は、10%以下でした。
- 湿っているうちに、乾かし始める置いておくと、表面や毛先から先に乾いて、ばらばらの向きで形が決まります。
- まず、根元を乾かすドライヤーを持っていないほうの指先を頭皮に当てて小刻みに動かし、根元に風を入れます。指先がさらさらと感じるまで。
- 根元から毛先へ、風を送る風が根元から毛先に向かうようにして、指でざっくり毛流れをそろえます。毛先に直接風を当てないほうが、自然にまとまります。
- 乾ききる手前で、流れを整える表面をきれいにしたいときは、乾く間際にブラシで軽く支えながら風を当てます。強く引っぱりません。
- 冷ましてから、動かす温まった髪は形が変わりやすい状態です。冷風を当てるなどして、室温に戻してから仕上げます。

湿気の日に、うねりが出やすい理由
雨の日にうねりが強く出るのは、髪が空気中の水分を吸うからです。花王によると、髪の形を保っている結びつき(水素結合)は、髪の中の水分が増えると切れて、形が変わります。汗をかいたときに根元から崩れるのも同じ仕組みです。
湿度の高い日の対策として、花王は、しっかり乾かしたうえでスタイリング剤で形を保つこと、束ねる・まとめ髪など、崩れても差が出にくい髪型にすることを挙げています。
シャンプーやトリートメントで変わること
うねりに合うシャンプーやトリートメントを探している方も多いと思います。花王は、コンディショナーやトリートメントは髪の表面の摩擦を減らすもので、表面をなめらかにしておくと毛流れをそろえやすくなる、と説明しています。うねりそのものをなくすものではありませんが、整えやすさは変わります。毛先まで、薄くまんべんなく行き渡らせてください。
05美容室で相談できること
うねりが気になり始めたら、美容室では次の3つを伝えてください。いつごろから気になり始めたか。うねりが出るのはどこか(顔まわり、表面、内側)。どのくらいの間隔で、全体を染めているか。この3つで、染め方と切り方の提案が変わります。

LUJUのメインコースは、地肌につけない白髪染め(ゼロテクフルカラー)と、骨格に合わせたカットを組み合わせています。染める前に、マイクロスコープで頭皮を拡大した写真を見ながら、その日の地肌をいっしょに確認します。髪質改善トリートメントまで含むプレミアムコースもあります。メニューの全体はメニュー一覧で見られます。
抜け毛が急に増えた、頭皮に赤みやかゆみがある、というときは、髪の変化とは別の理由かもしれません。先に皮膚科で相談してください。
はじめての方におすすめこのページで紹介した白髪染め
LUJUメインコース
このコースでやること
ゼロテク地肌につけない
カット骨格に合わせて
ララピール待ち時間に肌まで
30%OFF21,800円(税別)通常 31,000円(税別)
LINE予約は24時間受付・電話不要
06よくある質問
髪のうねりは、何歳ごろから増えますか?
花王は、不規則にうねった髪の割合は10〜20代より30〜40代、さらに50〜60代で多い傾向だとしています。40歳ごろから髪質の変化を感じる人が増えますが、個人差の大きい変化です。
加齢による髪のうねりは、元に戻りますか?
なぜ年齢とともにうねりが増えるのかは、まだ解明されていません。元に戻す方法も、いまのところ確かめられていません。傷みでうねりを強めないことと、乾かし方で毛流れをそろえることが、毎日できる対策です。
うねりは、シャンプーを変えれば良くなりますか?
シャンプーだけでうねりがなくなるとは言えません。コンディショナーやトリートメントで髪の表面をなめらかにしておくと、毛流れをそろえやすくなります。あわせて、根元からしっかり乾かしてください。
白髪染めをすると、うねりはひどくなりますか?
花王は、うねった髪はヘアカラーなどのダメージを受けると、うねりが強くなると説明しています。毎回全体を染めるのではなく、伸びた根元だけを染める日をはさむと、毛先に重ねる回数を減らせます。
更年期に入ってから、髪がうねるようになりました。関係はありますか?
この記事で確かめた資料は、年齢による変化を調べたもので、更年期との関係を示したものではありません。体調の変化が気になるときは、婦人科などの医療機関で相談してください。髪の扱い方は、年齢によるうねりと同じ考え方で大丈夫です。

参考にした資料
- 花王 ヘアケアサイト「うねり毛の増加と、ツヤ・まとまりにくさ」
https://www.kao.com/jp/haircare/hair/4-3/ - 花王 ヘアケアサイト「加齢にともなう髪の変化と悩み」
https://www.kao.com/jp/haircare/hair/4-1/ - 花王 ヘアケアサイト「髪のくせ」
https://www.kao.com/jp/haircare/hair/1-6/ - 花王 ヘアケアサイト「パサつき・くせ毛対策にもなる、乾かし方・スタイリングの手順」「ヘアスタイルがくずれるメカニズム」「季節対策」
https://www.kao.com/jp/haircare/scalp-care/9-9/ - Nagase S, et al. Changes in structure and geometric properties of human hair by aging. J Cosmet Sci. 2009;60(6):637-648
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20038352/



